エコペイズのログインに関する注意点をまとめてみた

エコペイズは登録を済ませることで、PCやスマホから気軽にログインし、利用することができるサービスです。
利便性の高い電子決済サービスではありますが、ログインに関してはいくつか気を付けなければならない点があります。

アカウントを複数作ると凍結される

アカウントを複数作ると凍結される

まず、エコペイズはアカウントを複数持つことは規約にて禁止しています。
国際的なマネーロンダリング問題を受け、不正な金銭の授受がないよう定めたものです。
エコペイズでは同一アカウントにて異なる通貨の口座を複数保有することができますので、そもそも複数のアカウント所有する必要性は低いです。
規約にも定められていますので、アカウントは一つだけにとどめましょう。
しかし、決して複数アカウントを使用した訳ではないものの、アカウントが凍結されてしまったとの声もあります。
その原因や対処法についても見てみるとしましょう。

複数アカウントだとみなされる事例
エコペイズから、複数アカウントだとみなされる事例はいくつかあります。
まず多いのが他人名義からの入出金が頻繁に行われる場合です。
同一人物との入出金履歴が多い場合、エコペイズとしても少々警戒心を強めます。
これは先にもお伝えしましたが、マネーロンダリング対策です。
そのため、同一人物との特定取引が多数繰り返されている場合、エコペイズは「資金移動」だと判断、つまりは同一人物による複数アカウントだと判断することもあります。
また、意外と多いのが再度アカウントを作成する場合です。
エコペイズのパスワード等を忘れてもう一度エコペイズで口座を作るために、証明書等を提出して同一人物による複数アカウトだと認識されてしまうのです。
自分自身がパスワードを忘れただけでも、エコペイズアカウントそのものはまだあるのです。
ログインできないからと新しいアカウントを作成し、既に作成されているアカウントと同じ本人確認証を出せば、エコペイズの判断とすれば「複数アカウント」です。

凍結された場合のリアクション
もしもですが、口座を凍結されてしまった場合にはまずはサポートに問い合わせましょう。
ライブチャットの場合英語のみですが、メールの場合は日本語に対応していますので、メールでの問い合わせが良いでしょう。
メールでの問い合わせの場合、いつ返信が届くかヤキモキするかもしれませんが、英語力に自信がない方は、メールでの問い合わせの方が良いでしょう。
英語力に自信がある場合には、ライブチャットによるリアルタイムサポートを使用してみるのも良いでしょう。
エコペイズのライブチャットサポートは英語に対応していますので、その場で理由を聞けるのですが、英語力に自信がない場合、曲解・誤解してしまいかねませんし、相手に真意を正しく伝えられているのかも疑問です。
待つしかないとはいえ、正しく自分の真意を伝えられるメールにて問い合わせを行い、返信を待ちましょう。
先の理由でも説明しましたが、ログインできなくなってしまったからといって異なるアカウントを作成することだけは控えましょう。
自身がログインできなくなってしまっても、エコペイズのコンピューターにはデータが残っていますので、新しいアカウントを作成・登録した瞬間、「複数アカウント」になってしまいます。

利用しない期間が6ヶ月続くと維持管理料が必要

エコペイズは登録だけではなく、維持費も無料ではありますが、あくまでも「利用していれば」の話です。
6か月以上取引がない口座に関しては、維持管理料名目でお金を支払うことになります。
この場合の月額維持費は1.5ユーロ、1ユーロ120円で計算すると200円に満たない僅かなものではありますが、一度だけではなく毎月支払うことになりますので、長期間使用しない場合にはエコペイズアカウントを解約した方が良いでしょう。

維持管理料の支払い方法
6か月取引のないエコペイズアカウントは、維持管理料を支払うことになります。
しかしここで疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
それは「どのように支払うのか」というものですが、口座から自動で引き落としになります。
そして、0円になるまでひかれ続けます。
つまり、エコペイズの口座残高が0円であれば維持管理料が引き落とされることはありません。
エコペイズ側から「残高が不足している」との催促が来ることもありません。

維持管理料の考え方
エコペイズアカウントを半年使用しなければ、月額1.5ユーロの維持管理料を口座より徴収されます。
そのため、エコペイズを使用しないのであれば口座残高を0円にするか維持管理料の引き落としを黙認するかの二択となりますが、維持管理料が引き落とされている段階ではあっても、エコペイズアカウントでの取引は可能です。
むしろ取引したその瞬間から、維持管理料の引き落としが終わります。
いずれ再びエコペイズを使用するのであれば、月額1.5ユーロの維持費はさほど高くはないと考えることもできます。
むしろ維持管理料を支払いたくないからと、口座の残高をすべて他の口座に移そうとすれば手数料が発生しますし、残高を0円にしてから解約をと考えることもできますが、実は一度エコペイズを解約すると、再度エコペイズを使用する時には新規での登録ではなく、一度サポートに相談することになります。
新規で登録すると、かつて登録したことがあるアカウントということで、複数アカウントだとみなされる可能性があるのです。
つまり、解約からの再開は少々面倒です。
これらのバランスを踏まえ、どのような形が得なのかを考えるとよいでしょう。

再開に許可・申請が必要なケースも
6か月以上取引がないエコペイズアカウントは口座の維持管理料が発生するのですが、維持管理料が発生している状況でもエコペイズの使用は可能です。
ただし、その際に状況によってはエコペイズのサポートに連絡を入れる必要があります。
というのも、60日以上ログインしていない場合、かつて使用していた時と同じログインIDとパスワードではログインできません。
詳しくは後述しますが、パスワードが失効してしまいますので、パスワードの再発行をサポートに依頼する必要があります。

あくまでも「取引」の実績
ここでポイントとなるのが、あくまでも「取引」実績です。
取引が6か月見られない口座は、以降維持管理料が発生するのですが、勘違いしてしまう人も多いのですが、あくまでも「取引」です。
具体的には、ログインするだけでは取引とはみなされません。
つまり、毎日ログインしているとしても、6か月金銭取引がなければ口座維持費が発生します。
口座維持費が発生しないよう、適度にログインしていたとしても取引しなければ、維持管理料が発生します。
あくまでも「取引」であって、ログインではありませんので注意しましょう。

エコペイズに60日間ログインしないとパスワードが失効する

エコペイズに60日間ログインしないとパスワードが失効する

エコペイズは60日間ログインしていないとパスワードが失効してしまいます。
60日以上間を空けてログインする場合は、設定したパスワードを正しく入力してもログインできません。
その理由は、エコペイズのセキュリティ対策です。
エコペイズはオンラインカジノを楽しむための専用ツールではなく、イギリスのFCAから認可されている金融機関になりますので長期間ログインしていない口座に対し、第三者からのハッキング等を防止するためだと推測されます。
そのため、60日以上ログインがみられないアカウントに対してパスワードを消去することで、不正ログインを防止します。

60日間以上ログインしなかった場合の再ログイン方法
60日間ログインしていなかったエコペイズアカウントに再度ログインする場合、エコペイズのカスタマーサポートに連絡しましょう。
エコペイズのカスタマーにはメールとライブチャットが用意されていますが、日本語に対応しているのはメールのみとなっています。
どちらでも良いのですが、正しくニュアンスを伝えるためには英語に自信がない人はメールの方が良いでしょう。
ライブチャットであればその場ですぐに対応してもらえるのですが、英語力が必要です。
その際には60日間ログインしていなかったのでパスワードを再設定したいと告げるだけで問題ありません。
もちろん費用はかかりません。

パスワードの再設定はどうすれば良いの?
エコペイズのサポートにパスワードの再設定を求めると、エコペイズから登録したメールアドレスにメールが送られます。
そのメールに、パスワード再設定用リンクが用意されていますのでクリックして進みましょう。
注意点として、パスワードリセットのリンクの有効期限が24時間である点です。
メールを受信した時には忙しいので再設定は後回しにと考えるのも良いのですが、24時間経過した場合、パスワードリセットのリンクが無効となりますので、再度カスタマーに連絡し、パスワードリセットリンクが用意されたメールを送付してもらうよう伝達しなければなりませんので気を付けましょう。

新しいパスワードの設定
パスワードリセットのリンクを選択すると、新しいパスワードの設定画面となります。
新しく設定するパスワードと生年月日を入力し、「続行」を押しましょう。
すると、登録している電話番号に「お客様コード」が記載されたSMSが送付されますので、そのコードをパスワードの再設定画面に入力しましょう。
これにてパスワードの再設定が完了となり、再度ログインが可能になります。
もちろんその後は通常通りログインが可能になりますが、60日間ログインがみられない場合には、再度上記の方法にてパスワードを再設定しなければなりません。

登録メールアドレス、セキュリティ質問を忘れてしまった場合
エコペイズの登録メールアドレスやセキュリティの質問を忘れてしまった時にもサポートに問い合わせましょう。
登録メールアドレスが分からない場合、メールアドレスの入力に困るかもしれませんが、メールの受信が可能なメールアドレスでも問題ありません。
サポートに「メールアドレスを忘れた」旨を伝えると、対応が早くなる可能性があるとのことですが、メールの返信を待ちましょう。

ログインに関するその他の原因や対策

エコペイズへのログインに関するトラブルやアクシデントの多くは、長期間ログインしていない点に起因するものが多いのですが、その他にもログインできない理由がいくつかあります。
その原因や対応策をご紹介しましょう。

エコペイズが許可していない国からのログインは不可能
エコペイズはイギリスのFCAが認可している金融機関になりますので、FCAが利用を許諾していない国からは残念ながらログインはおろか、ログインした瞬間アカウントロックされてしまいます。
具体的にはベトナムです。
日本人の利用者がベトナムからエコペイズにログインする可能性は低いと思いますが、ベトナムに旅行中にエコペイズにログインを試みてアカウントロックになってしまう可能性もあります。
ベトナムからログインしたい場合にはVPNを利用しましょう。
また、ベトナムからログインしてアカウントロックになってしまった場合、サポートに事情を伝えましょう。

ユーザー名を忘れてしまった場合
エコペイズで利用しているユーザー名を忘れてしまった場合にもサポートからの問い合わせによって復元が可能です。
ユーザー名に関してはメールアドレスやログインパスワードと比較すると、頻繁に利用するものではありませんので、ついつい忘れてしまうという人も多いのではないでしょうか。
この場合、サポートに連絡するか、あるいはサポートが用意している「ユーザー名復元手続き」のページより復元可能です。

アカウントロックがかかってしまった場合
エコペイズの利用規約に抵触する、あるいは抵触が疑われる行為だと判断された場合、アカウントロックがかかってしまいます。
アカウントロックはアカウントにロックをかけることで使用を停止するものです。
エコペイズの場合、アカウントそのものへのロックもあれば部分的なロックもありますが、アカウントロックの場合、必ずしもアカウントが復旧するとは限りません。
そもそもアカウントロックの判断はエコペイズによるものですが、厳しい審査で知られているFCAの認可を受けているエコペイズとあって、少々疑わしい行動でアカウントロックがかけられてしまうケースも見受けられます。
サポート等に事情を話してアカウントロックが解除されるケースもあれば、サポートに事情を話しても理解してもらえず、ロックが解除されないケースも見受けられます。
そのため、アカウントロックがかかってしまった場合、サポートに対してなぜアカウントロックがかけられてしまったのか、まずは理由を聞いてみましょう。
その理由に対しての正当な理由、あるいはエコペイズ側の誤解だと証明できればアカウントロックは解除されます。

また、ここで多くの人が起こすミスがあります。
それは新規アカウントの登録です。
アカウントがロックされてしまったので、それなら別のアカウントをと考える人も多いのですが、この場合、複数のアカウントとなってしまいます。
結果、新しいアカウントもアカウントロックされてしまいます。
アカウントロックがかかってしまった場合、慌ててしまうのはよく分かるのですが新しいアカウントの登録は問題解決にならないどころか、むしろ問題を悪化させてしまうので控えましょう。

スムーズにログインできない場合
この場合、エコペイズのシステムではなくネット環境が原因だと考えられます。
例えばパスワードを入力してログインを試みようとしても、なかなか次のページが開かれない場合は、エコペイズのシステムではなく、Wi-Fiや端末の設定等に起因している可能性もあります。
もちろんエコペイズも時にはメンテナンスを行いますので、メンテナンス期間中にはログインはおろかアクセスもできません。
また、ネット上はアクセスが集中すると動作が重くなることもあります。
そのため、エコペイズのメンテナンス以外の時間に於いて正常に動作していない場合、エコペイズよりも自らの接続環境を見直しましょう。

使用した後は毎回ログアウトした方が良いのか
エコペイズを使用してオンラインカジノに入金したり、あるいはオンラインカジノから出金したお金をさらに銀行口座に入金したりなど操作を行った後、その都度ログアウトした方が良いのか疑問に思っている人もいるようです。
この点に関しては、さほど意識する必要はありません。
PCにせよアプリにせよ、一定時間操作がなければログアウトする仕様となっています。

エコペイズでログイントラブルが起きた時の心構え

エコペイズでログイントラブルが起きた時の心構え

エコペイズではログインでトラブルが起きることもあります。
そこで、実際にログイントラブルが起きた時に何をすべきなのか、いくつか要点をまとめてみました。

まずはサポート
ログインに限らず、エコペイズに関するトラブル・アクシデントはまずはサポートに連絡するよう心がけましょう。
自己判断するよりも、サポートに問い合わせた方が問題解決の近道です。
むしろ自己判断で勝手なことをするとかえって問題を悪化させてしまう可能性もありますので、エコペイズを利用指定して何かあればサポートに頼ることを徹底しましょう。

新しいアカウント登録は控える
それまで使用していたアカウントが使用できなくなると、新しいアカウントをと考えてしまう心理はよく分かるのですが、新しいアカウントを作ると複数アカウントとなってしまいます。
アカウントロックのような大げさな問題だけではなく、パスワードを忘れたり、一時的にログインできなくなってしまったり等、ちょっとした時にもまずはサポートを利用するよう心がけましょう。

調べてみる
エコペイズは、公式サイトにQ&Aを用意しています。
よくある疑問に関しては予め答えを用意してくれていますのでチェックしてみるとよいでしょう。
メールで問い合わせるよりも早く問題を解決できる可能性もあります。
もちろん日本語にて表記されていますので、分からないことがある場合、サポートへの問い合わせよりも先にQ&Aをチェックしてみるとよいでしょう。
また、自己責任ではありますがネット上の利用者の声を拾ってみるのも手です。
エコペイズは利用者も多いので、コミュニティもあります。
そこには利用者からの疑問、さらにはその解答等が多々寄せられている者もあります。
公式サイトではありませんのであくまでも参考程度にとどめるのが良いのですが、時には解決のための具体的施策が紹介されているケースもあります。

イギリスの会社だと認識しておく
エコペイズはイギリスの会社です。
日本の会社ではありませんので、いわゆる「日本の常識」ではなく、あくまでもイギリスの会社として業務に当たっています。
日本の会社であれば何とか事情を説明して解決できる可能性があるかもしれませんが、イギリスの会社なのでそもそも英語でのコミュニケーションを必要としますし、お客に対しても毅然とした態度を取ります。
日本の会社の「おもてなし」と呼ばれるような過度なサービスはありません。
ログインできなくなってしまった場合も、日本の会社のようにまずは頭を下げてから対応するといったことはありません。
この点も最低限把握しておきましょう。